わたくしは正確にこんな高校生だったわけですが、 とても共感を得られそうにないことも、 多くの人には受け入れてもらえないであろうことも、 わかっていました。
ただわたくしがこんなんだと、意外と部の空気も感化されるもので、 なんでもかんでもネタにして笑って流すという感じでは なかったと思います。
この人冗談で言ってるわけじゃないということが理解を得られれば、 人はちゃんと乗ってくるか、去るかの二択になってちょうどよかった。
わたくしは最近「今の時代だと許されないだろうなあ笑」 というのがだいぶ格好わるく思えてきて言いたくありません。 つい言っちゃいますけど。
いつも疑問だけが頭の中に渦巻いていて、 答えを求めるよりも、それを近くにいる誰かに ぶつけ続けるというような部活動だったと思います。
「なんでお前今服着て歩いてんだ」 って脈絡なく聞きたくなりませんでしたか。 わたくしはなりました。そして明快な回答など必要ありませんでした。
わたくしが好きなのはそういう場所です。
セリフ
1ページ目
- 効果音カリ カリ カリ
- 「うーん。」
2ページ目
- 「昆虫を見る目で見んな。 よう見てみい。」
- 「ただ・服を着てへんちゅうだけの絵ェや。」
- 「俺の意志や感情なんもないやろ。」
3ページ目
- 「そそそんな普通の人わからんし知っとる人のスケベエな絵見たらびっくりするん。」
- 「スケベエてお前いつの時代の人間なんや。」
- 効果音モヤモヤモヤ
- 「妄想で頭ぱんぱんなっとる奴は話通じんからな。」
- 「話通じんやつを俺は人間とは認めん。」
- 「そういや分子構造式見てるだけで興奮する言うてアホおったけど」
4ページ目
- 「俺が今気になってんのはな、マキタやとこんな描き方しか出来んのに」
- 「試しにオータニ描くと女っぽく描けんねん。」
- 「なんでや。俺はマキタと仲良うなりたいのに。」
- 「恋愛とは?男女とは?肉体と精神とは?」
- 「そや、お前の裸描いたらどんな絵になるやろか。描いてええか?」
- 「ひぇっ。」
- 効果音べらべら
- 効果音ぶんぶん



