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高校生の主人公と浮かぶクラスメイトの姿

マキタが半年後も自己否定しながら日記を書く

間違いなく、この日記がなければ僕は

自分に都合の悪いことはすべて忘却し、

「あの頃はよかったなあ」と遠い目をするだけの大人に

なっていただろう。

もしくは陰キャがどう、陽キャがどうと、ねちょねちょ

どうでもいい定義にこだわる人間になっていたかもしれない。

そういう意味では、

くるくる変わる気分と憂鬱、

その反動のハイテンションと希望が

日毎に交錯する「30年前のありのままの自分」が

みしみしと詰め込まれた日記は、人からもらった手紙とあわせて

僕の唯一の財産であり、資産である。

ツイートやブログのようなweb日記は

僕は絶対に日記とは認めない。

どれだけ「これは備忘録」「これは独り言」と

主張しても僕は認めない。

それは君自身ではない。