こういう「本当の愛とはなにか」みたいなことを
探すのが20歳の僕たちの仕事だったように思う。
楽しいことはあったはずだけれど、
それを楽しいと思ってはいけないような、
原因不明の罪悪感にとりつかれていた。
仲良くなる前は、
ただピアノが上手な明るい女の子だった。
仲良くなれば誰だって色々にじみでてくる。
僕はそれを闇だとは思っていない。
男はなかなかこの感じがわからない。
そして女は一瞬でこの季節を終えてゆく。
セリフ
1ページ目
- 「ねえ 話していい?」
- 「どうぞ。」
2ページ目
- 「私ね、君のこと好きだと思う。」
- 「私、人のこと信じられないから。」
- 「いっつも不安にさせてごめんね。」
- 「正確に言うと最初よりずっと好きになってる。」
3ページ目
- 「でも幸せな気がする。」
- 「今まで誰もそんな話聞いてくれなかったし。」
- 「まずい。」
- 「なあ。」
- 「タバコはだめだよ?」
- 「知ってるよ?」
4ページ目
- 「まずいけど君の匂いがする。」
- 「でねでね?」
- 「幸せなの怖いから」
- 「別れよっか。」



