抱えているものが何であれ、抱えているにおいは何となく伝わる。
そうやってあらかじめにおわせておかないと怖くて話せない人と、伝わってると思うと怖くて話せない人といる。色々いる。
僕にとっては僕に伝わるそのにおいが恋愛のきっかけだった。
だからそのにおいを第三者が暴いてしまう時代とは相性が悪い。
マキタがなぜそんなことを言うのか。
この少し前までこの時の僕と同じ立場だったからだ。
恋愛には種がある。種明かしは自分の手で行う方が救われる。
セリフ
1ページ目
- 「はせやんが 自分のこと 好きとか嫌いとか」
- 「どうでも ええのよ私。」
2ページ目
- 「せやけど」
- 「自分が嫌いな人に好き言われてもなんも嬉しない思わん?」
- 「なんでわからんのや。」
- 「わかりたないだけか?」
ハセガワは、自分のことを好きか嫌いかどうでもいいと思っているが、一方で嫌いな人に好きと言われても嬉しくないのではと考えている。彼は、なぜ理解できないのかを悩みつつも、その感情の複雑さを自覚している様子が描かれている。

