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黒縁メガネの男性がAIの答えと人間の悩みについて語る

煙草をくわえた人物と先輩が橋の上で話す夜の風景

格差は経済的な話だけではなくて、

考え方にも格差を生む。

最初から答えを知った気になって丸ごと諦めてしまう、

あるいはけじめと諦めをつける場面でも諦められない、

灰色のどっちつかずの部分を許容できない極端な考え方ばかりになれば

当然立場と争いばかりの子どもの世界になる。

そんな余裕ねえんだよ!という怒りは

僕にも全く経済的余裕はないので理解できるけど

それを感情のまま垂れ流していてもみんな不幸になるしかなく、

いつの間にか「みんな不幸になればいい」を正当化するようになるのが怖い。

その弱さ。

僕が大富豪で、ありったけを全国民にばらまけば幸せな世界になるだろうか。

わからない。なるかもしれない。

でもそれは実現しそうにない。

それを物語で描いたら面白いだろうか。

少なくとも自分語りよりは面白いだろう。

結局僕は「思い出」の名を借りて

自分は一体誰なのかを描いている間だけ

慰められる。

セリフ

1ページ目

  1. 「まず AIに聞いてみ。 お前らが書いて 間違ってから 詳しく解説する。」
  2. 知識については AIはほとんど 間違えないから 授業でも使う。
  3. しかし 人間的な問いや 悩みに対しては
  4. ほとんど自分に とって意味のある 回答を返さない。
  5. そりゃそうだ
  6. そもそも答えを求めて 質問してないもんな。
  7. 「自分 とは」

2ページ目

  1. 「お前の言って欲しいこと、私わかってるよ。」
  2. 「でも言わない。」
  3. 「お前はそれに縋るから。」
  4. 君に寄り添って明快な答えを与えてくれる人間なんて
  5. ほんとは君のことを考えてはいないよ。
  6. だから僕はそういう先輩が好きだった。

AIは知識を教えてくれるが、人間的な悩みには答えを見つけられない。質問自体が答えを求めていないこともあるからだ。それに対し、ある人物は先輩が望むことを理解しているが、伝えない。なぜなら先輩が自分自身で見つけるべきだからだ。だからこそ答えを提供する人間ではなく、そばに寄り添う人が好きだったと語る。