医者に判定させたらどんな人間だって
なんかの病気だよ。
セリフ
1ページ目
- 小学に上がる時知能テストをやらされたのはかろうじて覚えている。
- 詳しいことはわからないがその結果
- 何かの特別支援学級に入るところを
- 父が「うちの息子がそんなわけあるか」と怒鳴り込んで普通学級になった。
- ある日、行政「福祉」の仕事で精神病棟の視察に行った父が
- 突然患者に殴打されボコボコの状態で帰ってきた。
- 「せやから俺知能指数50くらいかもしれんな。」
- 「そそそれはない思うん。」
2ページ目
- 幼い自分に生まれたのは「好奇心」であり福祉ではなかった。
- 重度知的障害の友達がいた。
- 駄菓子屋に行くといきなり店のお菓子を食べ始めたりし
- 同級生といるよりよほど面白かった。
- 「あんたほんまにええ子やねえ」
- あの頃からずっと人間とはなんだと考え続けている。
- 知能指数50の可能性を秘めた僕には40年考えても何も答えはでない。
- 店番のばあさんに説明するのが好きだった。
- 優越感で満たされるからだ。
- 「おかねあずかってます!」
3ページ目
- 「俺はお前とは違う!」
- 「俺は俺なんや!」
- 効果音そらそやろ
- 当たり前のことを大声で怒鳴ってるこの生物は人間なのか?
- 高校生になってからずっと そんなことを考えていた。
- 「人のこと好きとか言うんやったらな?もっと私に好かれることせえや。」
- ここでようやく好奇心ではない感情が生まれた。
- 僕の思春期は多分17歳からだ。
小学校入学時、知能テストを受けさせられた主人公は特別支援学級に入ることになる。父はこの結果に怒っていたが、それからも知能指数50の可能性を秘めつつも様々な経験を重ねる。幼い頃から優越感や好奇心を感じ、商店での説明や友人との交流を好んだ。高校生になってから、「好かれること」の意味を考え、自分の思春期が17歳から始まったと悟る。彼は、人間とは何かを40年以上考え続けているが、答えはまだ見つかっていない。


