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携帯でメールを打つオズ先輩と過去のハセガワ

セリフ

  1. ハセガワくん
  2. 結婚おめでとう。東京での仕事も順調そうで何より。あなたは"表向きはね"と言うかもしれないけど、でもいいことよ?おめでとう。
  3. 「私も息子が出来、博物館を辞めました。あ、私たちが好きだったあの詩人、死にましたね。」
  4. 「何度も何度もあなたに電話して話したいなと思ったけれど。やめとくね。うん。」
  5. 効果音ぴぴぴ
  6. 私は母になって初めて、女でいたい自分に気づいたよ。いつかそんな話、できるかな。ではまたいつか。
  7. 2004年5月11日 午前3時20分
  8. 「何故だか、このメールの後、僕は先輩に連絡しなかった。そして15年経った。」
  9. 効果音送信

深夜、オズ先輩はハセガワの結婚を祝うメールを綴る。1996年の大学時代の回想を挟みつつ、母となった現在の複雑な心情を吐露する。彼女は電話で話したい衝動を抑え、再会を願う言葉でメールを締めくくる。ハセガワはこの連絡を最後に、彼女と疎遠になったまま15年が過ぎたことを静かに振り返る。