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シリーズにんげんのうた⑭ 「先輩④。」

24歳のハセガワと仕事の充実を語るオズ先輩の漫画

「僕はクズだ」

と言える人間はクズになんかなれない。
僕は自分はまったくクズでなく、
心の底から天才だと自分を思っていた。

というのは嘘で、
天才だ、天才なんだ、と暗示をかけること以外、
することがなかったんだ。

しなければならないことは山ほどあったのに、
することがない、とため息をつきながら、
うろうろと京都の街を歩き、
気に入らねば見も知らぬ他人に暴力をふるい、
狭い狭い世界の中から、その狭い世界を否定する、

バカなのか。

バカだったのだ。

このマンガ・イラストの説明

24歳になったハセガワは、社会に馴染む周囲を冷笑し、自らを天才芸術家だと自負して虚勢を張っている。一方、オズ先輩は仕事の充実感を晴れやかな表情で語る。かつて慕っていた彼女の成功を素直に喜べず、ハセガワは身勝手な嫌悪感と孤独を募らせていく。若さゆえの自意識と焦燥、心の乖離が描かれている。

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