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就職や進路について問い詰める奥崎と、とぼけるハセガワ

マキタに始まった僕のモラトリアムは、

村木や先輩を経て、奥崎ミチルで終了する。

果たして僕の青春は、僕のモラトリアムは何だったか。

「なんとなるさ」

で全てを先送りし、何も身に着けなかった、

それこそが僕のモラトリアムを貫いて流れる、根拠のない自信。

なんとかなるさ、は何とかすることが出来た人間だけに許される言葉だ。

セリフ

  1. 「何が。」
  2. 「……嘘ついた?」
  3. 「何がじゃねーよ!」
  4. 「今度こそちゃんとするって言ったじゃん!」
  5. 「大学とか就職とかさあ」
  6. 「……俺が?」
  7. 「冗談でしょ。」

室内で奥崎がハセガワに対し、大学や就職について「今度こそちゃんとする」と言ったではないかと問い詰める。嘘をついたのかと怒りを露わにする奥崎に対し、ハセガワは眼鏡の奥で冷めた表情を浮かべ、「俺が?」「冗談でしょ」と心当たりのない様子で淡々と突き放す。二人の温度差が際立つ日常の一幕。