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カフェでタバコを吸うオズ先輩とハセガワ

もうほとんどの思い出の店はなくなってしまった。

20年も経つんだから仕方ない。

逆になくなってしまったことで、

僕の思い出はより強固なものになる。

一人でぼんやりした喫茶店は内装をよく覚えている。

誰かが好きで、誰かと一緒にいった喫茶店は、

その内装や外観はちっとも覚えていず、

ただ、その人だけを覚えている。

セリフ

  1. かつて百万遍にあったカフェ鞠小路。
  2. でもあんまり内装は覚えてない。
  3. ただ、多分先輩のことを初めてちゃんと
  4. 好きと思ったカフェ。

かつて百万遍にあったカフェでの思い出。ハセガワとオズ先輩は、窓際の席で並んでタバコを吸っている。ハセガワは当時の内装をあまり覚えていないが、その場所がオズ先輩への好意を初めて自覚した特別な場所であったことを回想する。煙の漂う静かな空間で、二人の距離感と切ない恋心が描かれている。