基本的に「褒めて伸ばす」はその後に来る「ダメ人間になる」「自分で気づくまでダメなまま」を
セットにして考えるべきだ。
僕は自分の一挙手一投足を大げさに全面的に肯定された育った結果、
常に顔面に汗をかいている高校生となった。
僕がこの呪縛から逃れるのはいつか。
まだ逃れていない気がするんだ。
ただ、この方法で育つと、
しにたいほど落ち込んでも絶対にしなない、
しにそうになると自分の都合よく自分を全肯定するスキルが発動し、
何をやってもバラ色になる、という利点がある。
僕はいつもバラ色だ。
ただし、そのバラは咲かなかった。
セリフ
- 「フフ。」
- 「僕は知ってるぞ。今お前」
- 「「何をやっても敵わない。」そう思っただろう?ウフフフフフフフ」
- 誰もが驚くほど大失敗した。
- 「まあ!」
- 「すごいわ長谷川くん!♪」
- 「まーくんはすごいねぇ」
- 「すごいねぇすごいねぇすごいねぇすごいねぇ」
- 「すげえ」
- 「またすごいまたあいつか」
- 「褒めて伸ばす」そのような我が家の教育方針は、僕の才能を伸ばして伸ばして伸ばして伸ばして
幼少期から周囲に褒めちぎられ、成績も優秀だったハセガワ。家族や教師、同級生からの称賛を一身に浴びて育った彼は、「褒めて伸ばす」という教育方針によって肥大化した自尊心を抱くようになる。学ラン姿の彼は、他者を見下すような傲慢な笑みを浮かべ優越感に浸るが、後に大失敗したことがナレーションで語られる。
