僕は自分ではポーカーフェースのつもりだったが、
そういうと先輩は「地上にお前より何でも顔に出る奴はいない。」と言った。
僕は僕で先輩のどんな言葉にも内心大喜びで、
いや、「内心」が出来ないからこそ顔も大喜びで、
いつも先輩を苛立たせた。
でもなれあいはしあわせだった。
ほんとうにしあわせだった。
セリフ
- 「男の好み?」
- 「聞いてどうすんだ。」
- 「まあいいじゃないすか。」
- 美術が好きで、割としつこくて、意外と人を見てて、メガネかけてる歳下の......
- 「へぇ......」
- 「先輩、火。」
- 「お前以外の奴。」
- 効果音シュゴー
- 効果音ドキ ドキ
大学編。オズ先輩が好きな男性のタイプを語る。美術好きで眼鏡をかけた年下という、ハセガワに酷似した条件を挙げ、ハセガワは期待に胸を躍らせる。ライターがつかないオズ先輩にハセガワがマッチで火を貸すと、彼女は「お前以外の奴」と冷たく言い放つ。期待と落胆が交錯する、二人のビターなやり取りを描く。
