自分の描いたものが相手のところにある。
これが報われなかった僕の救いでなくて、何が救いだろう。
セリフ
- 美術室
- 「よく描いたなー。三年間。」
- 「わ。」
- 「それ、全部はせやんの?すごい数。」
- 「あ、これ私。これも。ちょっと照れる。」
- 「ん?マキタ。」
- 「迷惑かもしれないが、一枚もらってくれないか。」
- 「……。」
- 「仕方ないなあ。」
- 「もらったげる。」
- 救われた気がした。
美術室で3年間の作品を整理するハセガワのもとにマキタが訪れる。膨大な数の絵に驚くマキタは、自分をモデルにした作品を見つけて照れるハセガワを茶化す。ハセガワが意を決して絵を一枚受け取ってくれないかと頼むと、マキタはぶっきらぼうながらも快諾する。その言葉にハセガワは救われたような気持ちになる。
