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美術室でハセガワがマキタに自作の絵を譲る様子

自分の描いたものが相手のところにある。

これが報われなかった僕の救いでなくて、何が救いだろう。

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セリフ

  1. 美術室
  2. 「よく描いたなー。三年間。」
  3. 「わ。」
  4. 「それ、全部はせやんの?すごい数。」
  5. 「あ、これ私。これも。ちょっと照れる。」
  6. 「ん?マキタ。」
  7. 「迷惑かもしれないが、一枚もらってくれないか。」
  8. 「……。」
  9. 「仕方ないなあ。」
  10. 「もらったげる。」
  11. 救われた気がした。

美術室で3年間の作品を整理するハセガワのもとにマキタが訪れる。膨大な数の絵に驚くマキタは、自分をモデルにした作品を見つけて照れるハセガワを茶化す。ハセガワが意を決して絵を一枚受け取ってくれないかと頼むと、マキタはぶっきらぼうながらも快諾する。その言葉にハセガワは救われたような気持ちになる。