

男子部員一人に女子部員20数名という部活動は、アニメなら否応なしにハーレムに突入するわけだが、
僕は蛇蝎のごとく嫌われており、石ころくらいの価値しかない部長だった。
部内の内情は他の部にはあずかり知らぬところであり、他の部の男から羨ましいと言われたこともある。
が、
僕に身についた考えは、「好きでなければ好きでない」という当たり前のことだけだった。


男子部員一人に女子部員20数名という部活動は、アニメなら否応なしにハーレムに突入するわけだが、
僕は蛇蝎のごとく嫌われており、石ころくらいの価値しかない部長だった。
部内の内情は他の部にはあずかり知らぬところであり、他の部の男から羨ましいと言われたこともある。
が、
僕に身についた考えは、「好きでなければ好きでない」という当たり前のことだけだった。
美術部の部室で、セキグチがハセガワに対してスカートを捲るなどの挑発的な行動をとる。ハセガワが冗談混じりに過激な反応を返すと、セキグチは一転して不機嫌になり、彼の不遜な態度に怒りを爆発させる。黙々とキャンバスに向かうハセガワと、背後から毒づくセキグチの、噛み合わない二人の関係性が描かれている。