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ベランダで煙草を吸うオズ先輩と夜道を歩くハセガワ

僕は当時、深刻な分離不安に悩んでいた。

とにかく知ってる人でも知らない人でも、誰かが自分から離れていくことに異常な恐怖を感じるのだ。普通であれば(同級生や恋人であれば)一発で嫌われるだろう。

そういう意味でもたくさん迷惑をかけた。

この地を自ら離れ、上京した瞬間、たちどころに治った。

僕は甘えていた自分にやっと心から気づくことになる。

 「逃亡。②」