ハセガワは先輩の絵を模写して個展の準備をし、勢いで画廊を借りて個展を開催した。しかし悪天候も重なり、朝から晩まで客は一人も来なかった。その後、女性に「最高なんですよ、客ごっこをして過ごす」と語っている。額縁・画廊代で資金は尽き、宣伝も何もできなかった。

セリフ
1ページ目
- 勢いで画廊を借り、個展を開催した。
- 「ずいぶん先輩の絵を描いたので、」
- 全く誰も来ない。朝から晩まで一人。
- ひどい天気。
- 額縁と画廊代で資金は尽き、宣伝は何も出来なかった。
- 「こうきゅうなお菓子あるよー」
- 「わあこれなんか最高ですよ!最高なんですよ!」
- 「客ごっこをして過ごす。」
2ページ目
- 何の根拠もなく300人は来るだろうと思っていたが3日間で来てくれたのは5人だった。「3人は家族」でも最後にかたづけようとしていた時に先輩が来てくれた。
- 「ひでぇ天気だ。お前が。」
- 「ありがとう
ございます
ありがと
うわーうわー」
- 「……よくまぁこんなに描いたな。うへぇ……。」
- 「虚栄。」
- 「いやモデルがよくてよくてそりゃもう結構お客さんもたくさん来てくれて評判もよくてそりゃもうそりゃもうそうりゃ」
- 「私は全然こういう絵好きじゃない。し、お前のこともよくわからん。」
- 「が、お前のよくわからん気持ちだけは確かに伝わった。」
- 「全然うれしくないけども。」
- 「うわきもわる。」
- 人前で泣くなんて多分もうないだろう。感想って本当に嬉しい。
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