2024.4.1
「手紙のころ。」
当時最新の通信手段はポケベルだった。
僕はポケベルはおろか電話さえ拒否し、
手紙だけを是として生活する大学生だった。
流行ってるものが嫌いなのは今も昔も一緒だ。
秒刻みで生きる今に、
僕は大分前からついていく気がない。
もどかしいから育つ気持ちもある。
フォロー0、ツイートは全て手書き、必ず落書きを入れる、という縛りで始めたTwitter-日々ジブンガタリ
もう誰の顔色も伺わない。
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当時最新の通信手段はポケベルだった。
僕はポケベルはおろか電話さえ拒否し、
手紙だけを是として生活する大学生だった。
流行ってるものが嫌いなのは今も昔も一緒だ。
秒刻みで生きる今に、
僕は大分前からついていく気がない。
もどかしいから育つ気持ちもある。
京都・河原町のチェーン喫茶店「青山」は
どうやら2014年くらいまではあったようだ。
朝までやっていたので、
木屋町で酒を飲んだあと、
始発が出る頃まで
色んな人の身の上話を聞いた。
二人とも酔ったふりをして
何かを話した。
僕はいつも、こわかった。
時々「わかる」と言われます。
僕はありがとうございます、と言います。
満足した顔で、
彼彼女は別の「わかる」を別の人に言うため、
僕の元を去ります。
さみだれちゃんと過ごした日々は、
そんな彼彼女らに対する
僕からの否定です。