2024.4.1
「セキグチとヨシダ④ 。」
頭のよい子が好きだったが、頭のよい子はなかなか尻尾をつかませない。
仲良くなると頭のよい子特有の全能感、万能感が
少しづつ見え隠れするようになる、その隠しきれてない何かに、
僕は誘蛾灯の如く惹きつけられたのだ。
フォロー0、ツイートは全て手書き、必ず落書きを入れる、という縛りで始めたTwitter-日々ジブンガタリ
もう誰の顔色も伺わない。
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頭のよい子が好きだったが、頭のよい子はなかなか尻尾をつかませない。
仲良くなると頭のよい子特有の全能感、万能感が
少しづつ見え隠れするようになる、その隠しきれてない何かに、
僕は誘蛾灯の如く惹きつけられたのだ。
後輩・天文部ヨシダとどれくらいつきあっていたのか、思い出箱の日記に記述がなく、思い出せない。
どっちが先輩だか後輩だか、わからないような関係だった。
大分ひどいことした、という罪悪感は残っている。
ちょっとしたことですぐ居場所がなくなった気がする僕の、
もやしのような自意識をエスパーのように見透かして、
いい時にやってくるマキタは僕のヒーローだったのだ。