2024.4.1
「セキグチとヨシダ⑬ 。」
マキタ、オータニ、セキグチに限らず、ヨシダもよくわからない部分は多かったが、
女子とはそういうものなのだ、ということを理解はでき、理解する努力を早々と放棄した。
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マキタ、オータニ、セキグチに限らず、ヨシダもよくわからない部分は多かったが、
女子とはそういうものなのだ、ということを理解はでき、理解する努力を早々と放棄した。
何が大きな原因でセキグチとヨシダが大喧嘩になったのか、
実を言うと僕にはよくわからなかった。
マンガ的には僕を取り合って三角関係、ならテンプレなのだろうけれど、
そんな事実はない。
ただの相性だったのかもしれない。
しかし僕は困り果てつつも、何だか気分が昂揚したことを覚えている。
僕は「人間はぶつかりあって成長しあうもの」みたいなことは全く考えていず、
むしろ余計な揉め事は慎重に避けて通りたいと思っていましたが、
だからなおのこと、本当のことを言い合っている、という他人の姿に感動するのだと思います。