2024.3.16
「演劇部。」
バカでなくても バカなのだ
それが天才だ
は、「西から昇ったお日様が」天才バカボンの6番でお気に入りのフレーズで。
演劇部の脚本を書いた時に挿入して2人に叫んでもらった。
ふいに思い出したが意味がわからない。
夜が明けた。
本編「春 Primavera」に登場する演劇部部長。
「僕」とは高校2年の時に同じクラスになる。普段は美少女風でクラスの人気者だったが、中身はゴリラ。時々とんでもない毒と暴言を吐く。が、基本的にはさばさばした、嘘をつけない女の子。
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バカでなくても バカなのだ
それが天才だ
は、「西から昇ったお日様が」天才バカボンの6番でお気に入りのフレーズで。
演劇部の脚本を書いた時に挿入して2人に叫んでもらった。
ふいに思い出したが意味がわからない。
夜が明けた。
こいつ何も考えてへんのやろな、と思ってた人間の口から地に足のついたこと言われると、ひどく焦った。
焦って余計反抗的になって、なんだかもう、あかんわ俺、なんてまた自分に閉じこもったりした。
冷たいわけでも温かいわけでもない。
僕と僕たちは淡々と関係する。
そういう距離感って、大人になったら誰でもとれるもんだと思っていた。
でも違った。
距離感は思春期に自分自身で獲得する能力だった。