2024.4.1
「マザーコンプレックス。」
甘えは誰にでもあるが、小中高の反抗期に痛い目を見て矯正される。
そこを「いい子」でスルーすると、裏表の激しいその場しのぎで誤魔化すことに長けた性格になる。
哀しいことに後では治らないんだ。
マザコンて病気でなく性格だから。
ピアノ教室で出会った高校生。音大を目指しており、社交的でちょっと情緒不安定。
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甘えは誰にでもあるが、小中高の反抗期に痛い目を見て矯正される。
そこを「いい子」でスルーすると、裏表の激しいその場しのぎで誤魔化すことに長けた性格になる。
哀しいことに後では治らないんだ。
マザコンて病気でなく性格だから。
村木のお話はマンガに描いた通り青春の蹉跌なわけだが、結婚式の記憶は「神父の顔にハナクソついてる」とかろくでもないものばかりだ。
後20年くらいしたらそのハナクソもきれいなハナクソとして描けるだろうか。
しかし迷わないということは、他の全ての可能性を否定することでもある。
回答は間違っていたとしても、僕たちは迷う方がいい。
何を選んでも必ず後悔はついてくる。
そうやって後悔に慣れてゆく。
こうした時、20歳の僕には何も言えず、押し黙るか「まあまあ」と話をそらす以外出来ませんでした。
挽回のチャンスを与えられたものの、傷つくのが怖くて目を伏せたわけです。
ここで「俺は悪くない」に心が傾くと、おしまい。