2024.4.1
シリーズ:村木SIDE B358P
フォロー0、ツイートは全て手書き、必ず落書きを入れる、という縛りで始めたTwitter-日々ジブンガタリ
もう誰の顔色も伺わない。
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村木:SIDE B「⑩:財産。」
僕は今でもおでんは大好物だ。土手で食べるのも好きだ。
人はいずれ別れるが、拡大した世界は狭くならない。
財産。
村木:SIDE B「⑪:朝のフーガ。」
僕と村木はバッハのフーガがとても好きだった。
時々上の2声を村木が、下の2声を僕が担当し、息のあったりあわなかったりする演奏をしながら、
ぽろっと僕を試すようなことを言う。
村木が何を考えていたのか僕にはわからないが、
結局は上手く行かなかった。
[su_label type=”important”]演奏[/su_label]98年頃に弾いた、バッハ/平均律クラヴィーア曲集 第2巻 第7番変ホ長調 BWV876のフーガ
村木:SIDE B「⑫:拘束時間。」
僕は落ち着きがない。
何もしないでぼんやりしていることがことのほか苦手だ。
ちょっとでも時間が空くと、何かしていないと逆にストレスが溜まる。
こんな感じになった時、ちょっと起こしてしまえば済む話なのだけれど、
村木の寝顔を見ていると、とても起こす気にはなれなかった。
今思うと、こうやって少しづつ僕の時間は間延びし、
生き急いで発狂せずにすむ、貴重な休憩時間だったのかもしれない。