2024.3.16
「緊張緩和。」
普段誰とも会わないし外にも出ない家内ちゃんにとって、
・トイレットペーパーを買いに行く
・宅急便のピンポンに出る
・夫の眉毛を切る
などは恐らく僕にとっての大学受験くらい緊張の伴うものなのだ。
よく生きてこれたな今まで。
2004年に結婚した家内ちゃんと僕の日常。
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普段誰とも会わないし外にも出ない家内ちゃんにとって、
・トイレットペーパーを買いに行く
・宅急便のピンポンに出る
・夫の眉毛を切る
などは恐らく僕にとっての大学受験くらい緊張の伴うものなのだ。
よく生きてこれたな今まで。
あながち冗談ではなく、
これから死ぬまで仕事をとってきて働いて、という生活よりも、
今死亡して保険でまとまったお金を家内ちゃんに残した方が
幸せなのでは、と思う時がある。
もちろん家内ちゃんマンガはマンガなので、
本人はこんな金の亡者ではない。
しかしSMAPの亡者ではあるので大して変わらない。
もう起き上がるのが億劫なんだ。
でも起き上がらないと描けないんだ。
いっそのんのんびよりレベルの田舎なら逆に描くこともあるだろうが、
うちの実家はよくあるイオンと国道を中核とした個性のない地方都市だ。
暮らすのはほどほどに快適だが、
遠方の友人が来ても特に紹介するところがない。
特に事件も起きないし、イベントもない。
住人ものんびりしている。
舞台は平和そのものだ。
だから平和でなかったのは、
僕の心の中だけなのだ。