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1:2021.1.3 (23:36)

「さみだれデイズ。」

僕は死にたくありません。
ですので医者の言うことを聞いて生きています。

でも3年間が過ぎ、寛解の目処も立たず、
医療費は重く重く生活費にのしかかり、

そして僕はよく知っているんだ。
僕が一番困った時にこそ、誰も助けてはくれないことを。

僕のことをわかって欲しい、
と思うことももうありません。
気休めにもならないからです。

でも僕はあの時、さみだれちゃんに何ができたというのだろう。
治らなくていい、そのままでいい、
そう思ったのは本当です。

それでよかったのか、答えが出ることはありません。

2:2021.1.3 (22:29)

「閑話休題。」

中高生に向けて作られているであろう、
異世界にとんでく話とか、戦う話とか、
さすがにそれは僕が見ても面白くもなんともない。

といって深い恋愛ものなんて時代錯誤で
もう作られないだろうし、
残ったのは全部エロだ。

仕方ないのでどんどん時代を遡って、
今自分が生まれた頃のアニメーションを観ている。

もともとのアニメファンというわけではないので、
どれを観てもそれなりに面白いんですが、
やっぱりあれだ、ヒロインがいっぱいいる、
というのが苦手なんだなあきっと。

僕のマンガは女の子ばかり出てきますが、
マキタが好きな時はマキタ、
先輩の時は先輩、と
その他の人間は全て視界の外へ葬るのが
僕の行動パターンだったので。

いやしかし模写は面白いがくたびれる。

3:2021.1.3 (15:54)

「1994年の大学生たち。」

色々深読みできそうな発言を連発し、
我々の中では「99%バカだが1%の哲学者」と認識されていた
枝くん。

在学中に地元の火山が爆発し、
家が消し飛んで聖書売りとなった枝くん。

村木に会わせた唯一の人間である枝くん。

枝くんって人間なんですか、とよく質問が来ますが、
それは枝くんに聞いてください。

4:2021.1.3 (14:33)

「夜に。」

映画やアニメから人生が左右されるような
衝撃を受けるということはありませんでした。

ただでさえ自分の気分が乱高下するので、
現実を受け止めていくだけで精一杯だったのだと思います。

大騒ぎする友人を見ていて、
羨ましかった記憶がある。

ほんとう、退屈な人間です。

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