2024.4.1
2022年2月69P
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「スケッチ。」
寝て起きて朝描こうと思ったけれど、
きっと思い出せないから。
「殻。」
午前中に描いた段階では
もっともっと上向きな言葉が並んで明るい絵だったんですが、
授業にいって
帰ってきて
仕事をして
家事をして
続きを描いたらこうなりました。
「昏い。」
「疲れた休めばいいのに」
という何気ない言葉が一番心をざわざわとさせるんだ。
「日曜日。」
まったく大したことしてない。
なぜかそれでいいという自信がある。
「鞭、あるいは無知。」
最後の詩はもちろん抜粋で、全文読むとまたちょっと意味が違うんですが、
詩の一番いいところは切り取って自分の心に沿わせる読み方ができることかと思います。
「作者の言いたかったこと」
なんて現代文のテストでよく出ますよね。
あんなもの何の意味があるのかと思っていました。
「鼻。」
毎日いそがしい。
「ジブンガタリ。」
どんなジブンガタリも、自分の話をしている限り僕はとても好きです。
共感も反発も、自分の言葉で自分のために語られる話がとても好きです。
「マンガを読んで日記を始めました。」
「彼氏(彼女)ができました。」
「夫(妻)が好きです。」
そんなメッセージも大好きです。
自分が嫌いという話も好きです。
自分を嫌いな時期を終えて、人を好きになったという話も好きです。
短い言葉も長い言葉も、自分自身の話が好きです。
「先輩が何故傷ついたかわからないなら、君は傷つける側の人間だ。」
細かい事情が描いてないんだからわかるわけない、
なんて思ったのなら、君はとても冷たいな。
「開拓者精神。」
中年の限界。