2024.4.1
2021年10月70P
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「ひと。」
きっかけを与えてくれるのはいつも自分ではなく近くのひとで、
それを素直に聞けなかった結果は自分ひとりで背負うしかないと、
気づくのが本当に遅かったです。いつも。
「自戒。」
うるさいこと、耳に痛いことを言ってくれる人が
いるうちはまだ救いがありますけどね。
周りが自立していけばそんな人もいなくなります。
僕はちゃんと(何がちゃんとなの?という疑問さえ浮かばないほどちゃんと)
勉強しなかった報いを、ちゃんと今受けています。
「整理する。」
なけなしの勇気を出して、僕は色んな迷惑をかけたよ。
「これでいい。」
僕は表向きの優しさをとても大事だと思う。
でも表向きの優しさを上手に出来る人とは一緒にいれない。
「10月の美術室。」
制服の上着を着る動作でさえなんだか物憂い。
「解凍。」
調子に乗りすぎなければ、
身近で小さな優越感は、
承認欲求や劣等感を克服する。
「思春期たち。」
僕は「僕にだけ」隠さないひとを好きになる。
「裏路地。」
文化祭が近づくと、大学近くの商店街にいらないダンボールをもらいにいったりする。
たまこまーけっとに出てきたあの商店街。
何でも笑い話にする癖がつくと
笑えない話も笑おうとするようになる。
それは人から見るとひどく見苦しい。