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1:2020.10.4 (22:33)

「ふうん。」

「奇跡」とか言うには大げさですが、
「でもなんかある」と思いたくなるような偶然ってあるもので。
本当のお話です。

まあもし今そんな偶然の一致があっても
はあそうですか、でおしまいなんでしょうけども、
20歳そこそこの私大文系な僕には、

「ふうん」と言ったまま、色々と妄想が広がっていったのでした。

2:2020.10.4 (14:46)

「昏さ。」

暗い性格の人って、暗い顔したり暗いこと言ったりできないんですよね。

だから本垢では明るく、裏垢では暗く、なんて演じ分けをできてる人は
特に暗い人でも明るい人でもなく、その他大勢の普通の人だと思います。

僕も普通の人なので、普通の人には惹かれません。

暗いこと言ったり、暗い顔したりってどういう意味があるのかと言えば、
甘えでしょう。

甘えられたいんです。
つまり信用されたいんです。

そのために、僕はどうあろうと傷ついてはいられないのです。

3:2020.10.4 (4:52)

「さみしいのは誰のせい。」

「もったいない」とか「損してる」「うまくやれ」とか
むかあしから、よく言われました。

それは「才能があるのにもったいない」という意味ではなく、
いつまでもサクサクと行動できない僕へのいらだちから
出てくる言葉なのです。

僕はもう十分今の自分には満足していて、
一花咲かせようとか、趣味を副業にしようとか、
そんな風には全く思えず、
むしろそうしたことで生まれるしがらみがイヤで
好き勝手にやってんだ、と

彼彼女らにいくら説明してもただ「もったいない」とだけ繰り返します。

僕はさみしいのです。
それは僕という人間に対して、君という人間から発せられる言葉ではなく、
ただの一般論だからです。

4:2020.10.3 (22:48)

「不可解。」

恋愛って、恋愛から目を覚ますためにあるんじゃないかと
思ったりする時があります。

一番長くつきあった奥崎でも2年ほどだと考えると、
なぜ趣味も好みも何一つ合わない家内ちゃんと
20年近くも一緒にいられるのか、謎です。

「そんなもんだよ」で全部が過ぎ去ってゆきます。

5:2020.10.3 (19:06)

「そういう私。」

この頃の杉ちゃんも僕と同じく、
より危ない方へ、よりダメな方へ吸い寄せられてしまうたちで、
自ら人の地雷を踏んで破滅することで、
ようやく息をしている自分を確認できる、
厄介で面倒な性格をしていた。

「本当の●●とは何か」

●●は愛でも恋でも人生でも何でもいいんですが、
結局最後は傷つくとわかっていて、
でも問わずに通り過ぎることは出来ない、
そういうある種の潔癖さをもって、

僕たちは何となくつながっていたと思う。

だから多分友だちとかではなく、
醜い部分だけを写す鏡のような存在として、
僕たちはお互いを必要とした。

6:2020.10.2 (23:26)

「閑話休題。」

もちろん水色時代もドーベルマン刑事もそれぞれ面白いんですけどもね。

少女漫画のこう、世界が「私」と「ヒロシくん」のみで成立している、
世界の強力な濃さ、狭さが僕を惹きつけてやみません。

今「水色時代」のマンガなりアニメなりを見返しても、
とても中学生の話とは思えないほど、示唆的で含蓄があります。

たまーにこういう絵柄を描きたくなります。
星とポエムを背負った、こういう絵柄。

7:2020.10.2 (20:59)

「僕の華。」

ほんの数十秒か、もっと短かったと思いますが、
自分の心臓が爆ぜるように動いていたのを覚えています。

僕はこの時はもう童貞ではなく、
ヨシダとつきあったり別れたりし、
お花畑のようなファンタジーの住人ではなかったはずですが、

でもそれが好きだということなんだろうと、
そしてそれは自分でも思い通りにはならない感情なのだろうと、
しみじみと理解しました。

この数日後、
「そのせつはごめいわくありがとう。」
へと話はつながっていきます。

8:2020.10.2 (12:37)

「事件性の有無。」

僕はなにか作るのは一生懸命やりますが
事務処理が極端に苦手です。

興味がないんだと思います。

家内ちゃんも必要に迫られない限り、
まったくもって行動するというのが嫌いなんですが、

欲望を満たすためなら
異常な速度で行動するので、

僕としては助かります。

でも何かの事件に関与してそうでちょっと怖いです。

9:2020.10.1 (23:05)

「今日の通院日記。20201001」

僕の体は長期に渡るステロイドでホルモンを作れなくなっており、
飲み忘れると「なんかもうだめだ」になることを今日初めて実感した。

3年間一度も飲み忘れたことなかったからね。

それでも何やら2枚ほど描いてアップしている。
描かないと結局死んでしまう。

11:2020.10.1 (13:51)

「せめて描いてあげる。」

わかっているんですよみんな。
頭ではね。

でもどうしてもよろめいちゃうんですよ。
僕たち同級生はみな、

なんか適当に仲良くするってことができないのです。
時間がかかるのです。
納得することにね。

まあだから僕は君が好きでもあるんですが。

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