【ただのえ】戦乙女。
休憩中。
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休憩中。
僕は宅急便のおっちゃんと一言二言世間話をしたり、お茶を出したりしたい方(コロナ前)。
頭では感染防止ってわかってても、「そこ置いといて」って冷たい感じがして言えない。
今、家内ちゃん大活躍中。
なんてだっせえ傷つき方。
思春期が高齢化しているのは、「僕」「私」という物語を、自分自身で飽きて捨てる必要がなくなっているからではないかと思うのだ。
自我はその幻想の物語に飽き果てた時点からスタートするのだから。
ツイッターやネットが悪いなんて思ってない。
しかし、ただ不毛に消費される議論と理屈を見ていると、
高校の頃の、ただ「人が嫌い」だった感情を思い出す。
だからツイッターは人間を嫌いになるツールなのだ。
「他の男と楽しそうな様子」に嫉妬するならともかく、単にサークルの仲間とワイワイしてるのを見ただけで帰ってしまった。
男としての嫉妬にプラス、人気者の奥崎自身にも嫉妬した。
あまりの器の小ささにため息しか出ない1998年。
オタクは知ったことをすーぐネタにしやがる。
経験値が低いほど、相手の求めることと無関係な努力をする。
でもこれは失敗ではない。
この次に僕が(君が)何をしたかだ。
「空気悪くなるのが怖いから何も言わない」が典型的な失敗であり、関係はそこで終わりである。
こうした時、20歳の僕には何も言えず、押し黙るか「まあまあ」と話をそらす以外出来ませんでした。
挽回のチャンスを与えられたものの、傷つくのが怖くて目を伏せたわけです。
ここで「俺は悪くない」に心が傾くと、おしまい。
室井は独り言や鼻歌は普通で、会話だけひどくどもる。
みんな気を遣って接する。僕はその妙な空気がイヤで存分に室井をからかった。二人だけの時はな。
僕にはコミュ障の気持ちはわからん。
わからんからコミュ障扱いしない。
暴言を吐く隙間なし。
終業式やら卒業式やらには大した思い出もないけれど、一人一人のお別れを思い出してみると、淡々としてはいたが、それぞれに何かはあったなと改めて思う。